1980年代に苫小牧西部に勇払油ガス田が発見されて、96年から天然ガスがパイプラインにより道央圏へ供給されるようになりました。03年にはLNG(液化天然ガス)製造施設として勇払LNGプラントが建設され、パイプラインが整備されていない地域向けにもLNGとして鉄道コンテナやローリーで輸送されるようになりました。道内の都市ガス各社は勇払からの原料調達によって、従来の石油系ガス(6B)からクリーンで高カロリーな天然ガス(13A)への転換を進めてきました。96年から北海道ガス(札幌地区)を皮切りに始まった道内の天然ガス転換作業は、09年12月、室蘭ガスと旭川ガス(江別地区)を最後に完了しました。
 14年間にわたった転換作業により、約87万4000件の都市ガスユーザーに対して天然ガスを使用できる供給基盤が確立され、今後は省エネルギー性の高い天然ガス有効利用システムの導入が期待されています。


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